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見識・度量というものは、知識とはまったく別のものである。知識というのは、自分の外側にあるもので、見識・度量というのは、自分の内側から出てくるものである。
もし、才能と度量の二つを兼ね備えることができないならば、才能を捨てて度量のある人間になった方がよろしい。
本物の大志を抱く者は、どんなに細かいことでも手を抜かないし、本物の遠大な計画をもつ者は、どんな些細なこともゆるがせにしないものである。
小才の人間は、他人を受け入れず自己防衛するが、大才の人物は、他人の意見をよく受け入れる。
小さな知恵は一時的に輝くこともあるが、大きな知恵は後世まで視野に入れている。
得意なことが少なくて、不得意なことが多いと、失敗しないために知恵をめぐらせるようになるから、思慮分別が豊かになる。
たとえどんなことにでも、着眼点を大所高所に置くならば、物事の道理と筋道がよく見えて、けっして道を踏み迷うことはない。
自分の内から考え出した工夫は、一度外へ出して正しいかどうか検証する必要がある。一方、外から得た知識は、自分の内でよく吟味して、その成否を確かめなければならない。
世間には、大きいことばかり言う者がいる。そういう人は決まって度量が小さい。また、いつも威勢のよいことばかりいう者もいる。こういう人に限って臆病である。
過去の非を後悔する人はあるが、現在していることの非を改める人はすくない。
志が立っていなければ、一日中本を読んでいても、それは無駄なことに過ぎない。
自分の心が誠であるかどうかは、寝ている夢の中で試みるがよい。
暗い夜路を行く場合、一丁張の提灯をさげて行くならば、いかに暗くとも心配するな。ただその一つの提灯を頼んで行けばよいのだ。
顔面が冷静ならば、正しい判断ができる。背中が暖かいならば、熱烈、人を動かすことができる。虚心坦懐にして、我私がなければ、他人を容れることができる。腹が充実していれば、胆力が据わって物に動じない。人間はかくありたいものだ。
一の字と積の字は常に畏れ謹まなければならない。
昨日を送り、今日を迎え、今日を送って明日を迎える。人間の一生は、よし百年の長きを保っても、このようなことを繰り返しているに過ぎない。だから、その日その日の一日を慎むようにしなければならない。今日の一日を慎まないと、必ず醜名を死後に残すことになる。それではまことに残念だ。
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Author:永田屋さん
攻撃力9、守備力2の自称青年です。
読書は趣味と実益を兼ねて・・・1日1殺を目標に・・・。
哲学、思想が好みですが素人です。
もっぱら専門はビジネスですかね!?
一言で勉強になるコトバをメモ風に記録していきます。
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